愛の考察──EDまで泣くんじゃない──
ネスは家が恋しくなった
名作MOTHERシリーズが好きな人にはキャッチコピーが違う!と怒られるかもしれないが許してほしい。MOTHER2の「おとなもこどもも、おねえさんも」はタイトルに使いづらいんです
という訳で今回はMOTHER2を見ていこうと思う
舞台はアメリカの田舎町
物語は静かな夜に隕石が落ちてくるところから始まる
意地悪な友人に誘われて隕石を見に行く少年ネスは、隕石に乗って未来からやってきたというカブトムシのような生物に悪の根源、ギーグを倒してくれ!と頼まれ、仲間となる残り3人の少年少女を探しながら旅に出る。
ストーリーはこんな具合である
そしてこのゲームにはユニークな状態異常が存在する。それが「ホームシック」である
先に電話の存在を語らねばなるまい。
このゲームでセーブするにはパパに電話する必要がある。同時にレベルアップに必要な経験値と、得たお金を教えてもらえるのだが、電話をかける先はパパだけではない。
ピザ(回復アイテム)を買えるピザ屋、道具の預かり屋と、家で待つママに電話することができる。
ママに電話するか、家に帰るかをせずにしばらく経つと、戦闘中に『ネスは家が恋しくなった』などのメッセージと共にネスが行動出来なくなる。
他にもゲーム開始時には主人公や仲間達の名前と共に、好きな献立とかっこいいと思うものを聞かれる。
かっこいいものはネスだけが覚える強力なPSI(他ゲームでいう魔法)の名前になり、好きな献立は家に帰る度にママが作ってくれる料理だったり、ふとした時に思い出す匂いになる。
またこのゲームの特徴として、敵を殺さない、というのがある
どの敵もギーグの悪意に当てられておかしくなっているだけであるため、倒すと「我に返った」り「おとなしくなった」りする。
機械などの無機物は容赦なく壊すが、生き物の命は奪わない
話が少しそれたが、このMOTHER2の愛はタイトル通り「母の愛」であろう
次回は本当に自分が愛のゲームとして紹介したいゲーム、「moon」を紹介する